理容鋏 美容鋏 トリミング鋏の研ぎを全国から受け付けています。東京、埼玉の一部エリアは当日お渡し可能な、出張での鋏研ぎも承ります。

セニング鋏を抜く時のコツ

セニングシザーズの抜けについて

普段お客様とお話していて、「セニング鋏の抜けを良く仕上げて欲しい」や「抜けの良いセニングが欲しい」等と言われる事が良くあります。

抜けの良いセニング鋏とはどのようなものをさすのでしょうか。

セニング鋏を抜く時のコツ

通常のセニングシザーズは棒刃の方に鋭い刃がついていて、クシ刃で受け止めた毛を切断する構造になっています。ハサミを閉じた状態で抜こうとしたとき、棒刃の向きによっては髪の毛の表皮を剥がしてしまうことになりかねません。

下の図のように棒刃が髪の毛に食い込まない方向に動かしていただければ、引っ掛かりは一切発生しません。

セニングの抜き方のコツ

ご注意ください、セニングは縦には抜けません

こちらの画像はセニングを正面から、右へ20度傾、右へ40度傾けた状態で撮影したのもです。(クリックで拡大)

正面
クシ刃の間隔が最も広く、髪の毛がストレス無く通る

傾き20°
正面と比較してクシ刃の間が半分ほどになっている

傾き40°
クシ刃の間からはほとんど向こうが見えない(髪の毛がスムーズに通らない)

これから分かる通り、セニングシザーを縦に入れた際にそのままハンドル方向には抜けにくいことが分かります。
コーミングする際は髪の毛に直角にコームを入れますよね。斜めにコームを入れると通りが悪くなるのと同じことが鋏でも言えるわけです。

クシ刃と棒刃の隙間には十分な余裕が必要です

セニング鋏の抜けの良し悪しを決める要素として、クシ刃と棒刃の隙間が重要となってきます。

クシ刃の隙間

隙間部分が大きければカット後に、クシ刃の間に残った毛が余裕を持って通ることが出来、結果として抜けがよくなります。
逆にセニングシザーズ自体が細く、隙間も小さい場合は多量の毛を切った場合などは、隙間に入った毛が容量を超えてしまい、棒刃で挟んでしまう状態になる為抜けが悪くなります。


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